この本も、映画になりました。
主人公の女の子、Anna は、自分の両親を告訴します。
自分の身体についての権利を主張する裁判です。
というのは、Annaは、ものごころつかないうちから、白血病を患う姉、Kateに、リンパ液や骨髄を提供していたのです。つまり、彼女は、Kate のドナーになるべく、デザインされて生まれた子供だったのです。
この話はとても難しい。Anna の人間としての権利は?
でも、もしKateが白血病でなかったら、Anna は生まれてこなかったわけで。
そこからして、倫理的な問題がありますね。
でも、AnnaとKate は普通の仲の良い姉妹です。
彼女達の間にある姉妹愛、そして衝撃のラスト。
本の方は、映画とは大分違う終わり方なんですよ。
実は私、本を読んだあと、しばらく涙がとまりませんでした。
映画しか見てない方、是非、本の方も読んでください。
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