2013年2月28日木曜日

Extremely loud and incredibly close

この本は、映画化されているので映画をご覧になった方も多いかと思います。

9.11で父親を失った少年のお話です。

この少年、オスカーは、非常に精神的に不安定で(おそらくアスペルガー症候群?)、彼にとって彼の父親は、彼の抱える問題を理解しながら導いてくれる、とても大切な存在でした。
彼にとって、父親が9.11で亡くなったショックは計り知れないものだったのです。

又、映画ではかなり省略されていたようですが、彼の祖母(彼の父親の母親)のそれまでの人生についての回想が、この本の中では語られています。

それが、切ない。

この本では、もちろんオスカーの悲しみや父親への想いが圧倒的で、読者はまずそれにやられるのですが、その一方で、彼の祖母の静かな悲しみに、じわじわと侵食されていくのです。

実は、私は個人的には、お祖母さんの回想録部分が一番印象に残っています。


あまり書くとネタバレなので、この辺で。

この本は、かなり一気に読んでしまいました。




あ、ちなみにこの子(少年)、独特な言葉回しというか、やたらめったらextremely と incredibly を使うんです。

それがまた、切ない。

切ないスイッチが入ってしまったよ。

2013年2月25日月曜日

面白南極料理人

浮気中に読んでた本です。

この本の著者は、南極越冬隊に料理担当として2度参加。
一度目はかの有名な昭和基地、二度目は、昭和基地からさらに陸路を20日ほど旅したところに位置する、辺境の地、ドーム基地。

1年間の越冬に必要な食料の調達から始まり、陸路移動中の食事の準備、ドーム基地についてからの生活、様々な場面での様々な苦労話が、面白おかしく語られています。

私のお気に入りは、食料調達部分の苦労話。

「あ、忘れた」とホイホイお店に買い足しにもどれない状況での食料調達はなかなか大変で、著者は、マニアックともいえる緻密さで準備をされていきます。

それでもやっぱり、南極についてから、「あ、忘れた」と言うことがあるのです。
でも、そうなったらそうなったで、あるもので代用。

この、「あるものを利用して」の簡単料理のコツなども随所にちりばめられいて、主婦としても楽しめる本でした。

こちら、文庫版


こちらはキンドル版
キンドルの方が若干安い。(助かる~)



2013年2月24日日曜日

AAT Financial Statement

現在、英国の会計関係の資格の一つ、AAT 取得に向けて勉強中です。

AATのトレーニングサプライヤは色々あるのですが、英国では主にBPP とKaplanが大手。

どちらにしようか悩んだのですが、両方のテキストブックを眺めてみて、BPPにしました。

テキストのスタイルが私好みだったのです。

Kaplanは、いわゆる日本の資格試験のテキストによくある感じで、要点を見やすく箇条書きにしてまとめてあるタイプ。(これを私は個人的に、アメリカ・日本スタイルと呼ぶ)

それに反してBPPは、英国の典型的なライティングすたいるというか、説明が文章でだらだらと書いてある。(これを、上記に対して、英国スタイルと呼ぶことができるでしょう)

私は、この、英国文章だらだらタイプが好きなんです。この方が、理解が深まるのよねえ。
われながら、英国化してると思います。



こんなテキストです。(日本のアマゾンでも買えるのね。輸入になるけど。知らなかった!)

AAT - Financial Statements: Study Text

2013年2月23日土曜日

先は長い。

まだまだ、鬼平にはまってます。

とはいっても、ずーっと鬼平ばっかり読んでるわけではなく、途中で他の本に浮気もしてるんですよ。

それに、今取り組んでる資格試験のテキストブックも読まなきゃなのです。
特に試験前は、趣味の本を読んでる時間がなくなって、通勤の電車のなかでもテキストブック。

ちょっと悲しい。

試験が終わったら、またキンドル鬼平三昧できます~!


2013年2月18日月曜日

キンドル

アマゾンJapanで、キンドルブックの取り扱いが始まりってからこっち、キンドルブックをダウンロードしまくっております。


 残り少ない日本円を、キンドルブックに費やす私。

夫には、破産するんじゃないかと心配されております。

なんでもかんでもキンドル化されているわけではないから、そんなに散財する心配はないのですが、、あろう事か、鬼平犯科帳にはまってしまいました。

キンドルだと、一巻あたり、約368円から420円くらいとお買い得。
でも、何巻まであるんだろう?(やっぱり破産???) といっても、まだ読んだのは2巻だけ。
次は、3巻です~。楽しみ。
 
池波正太郎、はまりますね。